コラム


糖質酔い

2017.11.23

温かな糖質料理のおもてなし

10月、久しぶりに山梨へ帰省した際に、親友の温かなもてなしを受けた。低糖人の筆者のために用意してくれた甲州ワイン牛、特製サラダ、自家製ぬか漬け、マッシュポテトなど、赤ワインを飲みながら話が弾む。

しかし、〆に「2時間かけて皮をむいて炊いたから食べてね。」と炊飯器のふたを開けて見せてくれた栗ごはん。「どうしよう。」と一瞬ひるんだ。実際、低糖人になってからは、糖質の多いごはんも大好物の栗も年に数回しか食べていない。しかし、彼女のハートが一杯つまった栗ごはんなのでありがたく頂いた。

秋の産物が続く。糖質摂取も続く。デザートはブドウだ。糖質をほとんど摂らない食生活を始めると甘みを強く感じるようになる。筆者にとりブドウは強烈に甘く、1粒で十分なのだが無理して何粒か食べた。

朝食はお洒落にラッピングされた特製サンドイッチ。ボリュームある中身だけ食べたかったが、パン付きで頂いた。

朝食後、絶不調に陥った。まず口の中がねばねばして口臭がする。胃の調子も変だ。そして何よりもだるさが尋常ではない。

翌日から糖質抜きの食生活に戻ったが、体の不調は続き、気候変動の激しい時期と重なり、とうとうアレルギー反応が現れた。咳、声がれ、微熱、喘息がひどくなり、寝たり起きたいの生活が2週間程続いた。喘息はまだ終息していない。

糖質食事により健常人でも起こる急激な血糖値上昇に掲載の逸見まきこ歯科医も、糖質摂取後すぐに体調不良が出たそうだ。アレルギー性結膜炎と鼻炎が再発したそうだ。

 

糖質酔い予防アドバイス

普段アルコールを飲まない人がアルコールを飲むと、酔いが一気にまわり、二日酔いになったりするように、日頃糖質を摂らない人が糖質を摂ると、アルコール酔いならぬ〈糖質酔い〉が起こるようだ。

たがしゅうブログで人気の田頭秀悟医師から「(糖尿病ではない)筆者の良好な体質維持は血糖値基準ではなく、体調ベースで最適な方法を模索していく方が良いのでは。」「久しぶりの糖質摂取で〈糖質酔い〉の症状が出てしまう人は、代謝の切り替えがうまくいかないので、未精製かつ多くなり過ぎない程度の糖質摂取することで糖代謝も錆びつかせないようにしておくのも一つの方法と思います。」とアドバイスを頂いた。

前述の逸見歯科医は、腸を整えることを奨めて下さった。「腸は人の体の免疫の要。水溶性食物繊維の摂取、プロバイオティクスの摂取(私はミヤリサンを使います)、アミノ酸摂取、タンパク質摂取(正味のタンパク質で体重あたり1グラム)。一筋縄ではいかないですが、結構マシになりました。実験でご飯半膳食べてみましたが眠くなる程度ですみました。」

そこで、シビアな糖質制限からゆるやかな糖質制限に切り替えた。

クリームチーズやバターをたっぷりつけた薄い小片のライ麦パン、小さい茶碗1/3程のごはん(お昼のみ)、リンゴ1/4、チョコレート1、2切れ、シュークリーム半分などを時々食べながら、体の反応を観察している。

ゆるやかな糖質制限になり1ヶ月目だが、一度に糖質を摂取しなければ〈糖質酔い〉にはならないようだ。

 

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