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低糖でも 摂りすぎには気をつけたい加工食品

2016.01.18
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加工食品

糖質制限食を実践するときに、気になる糖質はチェックしても、原材料に記載されている食品添加物は余り気にしていないのではないでしょうか。低糖食品であれば何でもOKというのは、糖質制限食を推奨している医師の話を聞くと、どうやら違うようです。

 

摂りすぎには気をつけたい加工食品

おかず、おやつ、お酒のおつまみに重宝する加工食品は、低糖ですが、発がん性などが問題視される食品添加物が含まれている製品があります。また、肉の加工品や魚の練りものは塩分が高いことも注意が必要です。

特に気をつけて頂きたい加工食品〈元の形が見えない食品〉

肉の加工品 ハム、ソーセージ、ベーコン、サラミなど
魚の練りもの かまぼこなど

気をつけて頂きたい加工食品

チーズ プロセスチーズ、モッツァレラチーズ、カッテージチーズ、スモークチーズ、チーズ加工品など
魚介加工品 いか、たこ、タラ、ホタテなどのおつまみ
乾燥食肉製品 ビーフジャーキー、ポークジャーキーなど
缶 詰 かに、コンビーフ、SPAMなど

 

チェックしてほしい原材料表示

原材料表示に、添加物の数が多いほど要注意!です。原材料表示には、量の多い順から記載されています。

店頭でチェックしてみると、〈肉の加工品〉のほとんどに、注意すべき食品添加物が入っていました生ハムは、食品添加物は含まれていないのですが、塩分が高いので、やはり摂りすぎには気をつけて下さい。

かまぼこは、食品添加物の数が少ない製品もありました。
※ 要注意!
同じ〈魚の練りもの〉でもさつまあげ、ちくわ、はんぺん、魚肉ソーセージは、原材料にでん粉、ブドウ糖などが入っているので、糖質が多い食品です。

魚介の缶詰は、水煮やオイル漬けは、ほとんどが無添加なので安心です。ただし、防腐剤としてリン酸塩が使われている製品もあるので、必ず原材料表示をチェックして下さい。

チーズは、乳化剤(リン酸塩)の入っていないナチュラルチーズをお薦めします。プロセスチーズ、モッツァレラチーズ、カッテージチーズ、などは、「ナチュラルチーズ」表示になっていますが、乳化剤などが入っているので注意して下さい。

 

加工食品に入っている食品添加物

購入する前にチェックして欲しい加工食品の食品添加物は、 リン酸塩、ソルビン酸カリウム、亜硝酸ナトリウム、着色料、 などがあります。その作用と身体に及ぼす影響を、レビューしてみます。

リン酸塩 (無機リン) ※pH調整剤、乳化剤と書かれていることもあります。

添加されている食品…ソーセージ、ハム、ベーコン、かまぼこ、プロセスチーズ、モッツァレラチーズ、燻製、かにの缶詰など

作 用…結着剤、乳化剤 (加工食品のための品質改良材)
・ソーセージ、かまぼこ特有のぷりっとした弾力性(結着性)がでます。
・かまぼこなどのツヤやしっとり感(保水性)がでます。
・チーズなどの乳製品特有のとろみ(乳化性)を生み出します。

身体に及ぼす影響
腎臓の働きを低下させます。成人の8人に1人といわれている慢性腎臓病にかかると、心血管疾患をおこる危険が高くなります。自覚症状がほとんどないので、気づかずに放置されることが多く、ひどくなると人工透析や腎移植が必要になります。また最近の研究で、老化を促進させることもわかってきました。

リンの過剰摂取
リンは、乳製品、肉、魚などのタンパク質と結合している〈有機リン〉として食品に含まれているため、不足することはほとんどありません。しかし、タンパク質と結合していない〈無機リン〉であるリン酸塩が添加された加工食品、インスタントラーメン、ファーストフード、冷凍食品、スナック菓子、清涼飲料水などの摂取が増えたため、近年、リンの過剰摂取が問題になっています。

2015年の「国民健康・栄養調査」によると、1日のリン摂取量は954gです。これは、食品添加物である〈無機リン〉の量は加算されていないので、実際のリン摂取量は、これより多いと考えられます。ちなみにアメリカ・カナダのリン推奨摂取量は1日700mgなので、日本人の摂取量はそれをかなり上回っています。

川崎医療福祉学会誌(2015年版)に掲載されている「市販ソーセージ類のリン含有量の実態について」によると、100gあたりのリン含有量は、肉のソーセージが163.0±7.6mg、魚肉ソーセージが77.1±7.6mgとなっています。また、ソーセージ類はゆでるとリン含有量が減少する と報告されています。丸ごと3分で7.9%、5分で8.3%、8分で8.5%が減少。また1/2、1/8に切るとさらに減量率が上がるようです。

ソルビン酸カリウム(ソルビン酸K)

添加されている食品 かまぼこ、ハム、ソーセージ、カッテージチーズ、燻製など

作 用…保存料
細菌やカビの発生・増殖を抑え、保存性を高めます。

身体に及ぼす影響
遺伝子を傷つける毒性があり、染色体異常を起こし発がん性の可能性があると言われています。また、ソルビン酸Kと亜硝酸Naが添加された食品を一緒に食べると、体内で発がん性物質がつくられることが懸念されています。両方の添加物を使用しているハムやソーセージは、特に気をつけて頂きたい食品です。

亜硝酸ナトリウム(亜硝酸Na)

添加されている食品…ハム、ソーセージ、ビーフジャーキーなど

※亜硝酸Naを添加せず塩漬けにした無塩せきのハム、ソーセージがありますが、結着剤や保存料などの添加物を使用している製品もあり無添加ではありません。

作 用…発色剤
・肉の赤い色素が残り特有の色合いがでます。
・加熱や酸化による変色を長期間防ぎます。
・肉の臭味を消して、ハムやソーセージ特有の風味を醸し出します。
・食中毒予防のために、ボツリヌス菌などの細菌増殖を抑制する働きもあります。

身体に及ぼす影響
食した肉はアミノ酸に分解され、その一部が腸内細菌により有害物質のアミンという成分になります。このアミンが、胃や腸で亜硝酸ナトリウムと反応して強い発がん性のあるニトロソアミンが作られるので、胃がんや大腸がんの発生率が高くなると懸念されています。

着色料

添付されている食品…かまぼこ(赤、ピンク色があるもの)、ハム、ソーセージなど

作 用
見た目の美味しさをよくして、食欲を増進させる効果があります。

身体に及ぼす影響
数字が付いた着色料(赤色106号など)のタール系色素は、発がん性が認められています。食用赤色3号は、染色体異常を起こし発がん性の疑いがあるので、アメリカでは使用禁止なっています。同様な理由で、食用赤色106号も諸外国で使用禁止になっています。

コチニール色素は、変異原性のある発がん性の高い着色料です。
 
食品メーカーのウェブサイトを見ると、食品添加物の安全性が唱われています。しかし、二人に一人がガンだと言われる現状で、発がん性などの添加物が含まれる食品を常食するかどうか、予防の観点から、一度考えて欲しいと思います。

保存料、着色料などを一切使用していない無添加・手づくりのハム・ソーセージのメーカーが、日本各地にあるので、ネットなどでチェックしてみて下さい。

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