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糖質ゼロと誤解しやすい表示:『ノンシュガー』『糖類0g』

2017.11.20
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『ノンシュガー』と唱っているが『糖質ゼロ』ではない

のど飴は1粒で糖質3g以上あり、吸収も速いため、特に食欲がない風邪の時など空腹時の摂取は血糖値が一気に上昇する可能性があるので、摂り方によってはこわい一粒にもなります。

購入時には糖質量をチェックしてほしいのですが、『ノンシュガー』『糖類0g』表示を見て『糖質はゼロ』と思い購入している人も多いのではないでしょうか。

最近スーパーで見つけた【森永】糖質90%オフのど飴【カンロ】ノンシュガー・スーパーメントール/カロリー40%オフのど飴を比較し、誤解しやすいトリック的な表示を挙げてみました。

 

【森永】糖質90%オフのど飴は、確かに低糖!

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1粒の糖質量がわずか0.26g! 低糖のど飴が【森永】から発売されました。

ペパーミント、レモンバーム、セージ、タイム、ユーカリなど21種類のハーブエキスが含まれているので、口の中でスッとするハーブの香りが広がります。

筆者は喘息なので、気候変動が激しいこの季節(10月、11月頃)には咳が止まらなくなるのですが、すっきりとしたハーブの香りで咳が収まります。低糖な上に効果があるので、この時期には欠かせない1袋になっています。

【森永】糖質90%オフのど飴は、食物繊維を固めた技術で特許を取得。1粒に食物繊維がレタス1個分(2.5g)含まれているそうです。

さて、食物繊維に関して余談です。

レタスは食物繊維が多い野菜というイメージがありますね。しかし、実際には食物繊維がほとんどない野菜です。レタスを比較対象物にすると「レタスの何倍も食物繊維が含まれています!」と唱えるわけで、メーカー側の上手な販促テクニックです。

 

トリック的な表示から学ぼう

のど飴も、販促テクニックでは同じことが言えます。トリック的な表示から学んでみましょう。

栄養成分表示には、必ず三大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物が表示されています。気になる糖質は、炭水化物から食物繊維を引いたものです ⇒ 糖質=炭水化物-食物繊維

 

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糖質90%オフのど飴の栄養成分表示は【炭水化物2.8g -糖質0.26g -食物繊維2.5g】とあり、糖質と食物繊維の値がそれぞれ記載されています。

 

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一方、ノンシュガー・スーパーメントールのど飴/カロリー40%オフの方は【炭水化物4.26g 糖類0g】とあり『糖質ゼロ』と勘違いしやすい表示です。確かに糖質に分類される糖類はゼロですが、糖質はゼロではありません

原材料をチェックすると還元水飴、ペパーミント抽出物粉末、ハーブエキス、香料、甘味料etc.・・・食物繊維は含まれていないと推測できます。メーカーに問い合わせた所、推測通りの回答が返ってきました。炭水化物=糖質ということです。つまり1粒の糖質は4.26gもあるわけです。

このように炭水化物が糖質と食物繊維に区分されていない食品で、明らかに食物繊維が含まれていない食品は、炭水化物=糖質と推測して下さい。

パッケージにあるトリック的な表示

パッケージの『ノンシュガー』表示でも、多くの人は『糖質ゼロ』と勘違いします。

このように、のど飴に限らず『ノンシュガー』『シュガーフリー』『砂糖ゼロ』とパッケージにある食品は、確かに糖質に分類される糖類(砂糖=ショ糖、乳糖、ブドウ糖、果糖など)はゼロですが、糖質はゼロではありません。

さらに『からだにうれしいカロリー40%オフ』のうたい文句は、まさに「低カロリーだからヘルシ-」⇒「太りにくいのど飴ですよ」というイメージを連想させますが、実際には、低カロリーでも糖質が多ければ血糖値は上がりインスリンが分泌され、余分な糖は太るホルモンと云われるインスリンにより中性脂肪になります。決してヘルシーとはいえません。

 
さいごに・・・

 

「糖尿病の気があるねん。」と言いながら、”あめちゃん(飴の愛称)”をバッグから取り出して口に入れる大阪のおばちゃん&あめ好きの中高年の方へ、

口が渇く、のどがイガイガするからと絶えずなめていると、
太る元を摂っているだけでなく、
高血糖状態が続き、糖尿病へまっしぐらでっせ~!
“あめちゃん”が小粒だからと、な・め・た・ら、あかん!

 

 

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