糖質の多いスポーツドリンク

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糖質の多いスポーツドリンク

30度を超える猛暑の夏、熱中症予防のこまめな水分補給は欠かせません。しかし、どんな飲みもので水分を補給しているのかも、チェックポイントとなります。

糖質が気になるので、清涼飲料水は控えているけれど、スポーツドリンクはCMなどによる健康的イメージもあり、汗をかいた時には水代わりに愛飲していませんか。そこで、主なスポーツドリンクの糖質量などをチェックしてみましょう。

スポーツドリンクのペットボトル1本(500ml)の糖質量

まずは、各メーカーのホームページで100mlあたりの数値を見てみましょう。尚、糖質=炭水化物-繊維なので、スポーツドリンクは炭水化物≒糖質です。

スポーツドリンク100gあたりの糖質量は10g未満、低カロリーですが、暑くてのどが乾いていたら、普通サイズのペットボトル(500ml)を、あっと言う間に飲み干してしまうことが多いのではないでしょうか。ペットボトル1本の糖質量を見てみましょう。

  • ポカリスエット 糖質31g=角砂糖7.8個分
  • アクエリアス 糖質23.5g=角砂糖4.7個分
  •  GREEN DA・KA・RA 糖質22g=角砂糖4.4個分

実際にはかなりの糖質を一度に摂っていることになります。甘すぎないスポーツドリンクの盲点です。

熱中症の水分補給は、経口補水液(ORS)「飲む点滴」として医療関係者に認知されています。

ペットボトル症候群による喉の渇き

怖いのは、スポーツドリンクだけでなく清涼飲料水など糖質の多い飲みものを大量に摂り続けると、ペットボトル症候群(ソフトドリンク・ケトアシドーシス)という急性の糖尿病を発症します。

ペットボトル症候群になると、高血糖状態が続き、喉が渇きます。そしてこの「喉が渇き」が、特に暑い時期には要注意なのです。病気とは思わず、暑さのせいだと思い違いをして、糖質の多い飲みもので、また喉を潤す。そして高血糖が続く。この負のループに落ちていくと、場合によっては、糖尿病性ケトアシドーシスとなり、多尿、腹痛、意識がもうろうとなり、重篤な場合は昏睡状態から死に至ることもあります。

ペットボトル症候群は、女性よりペットボトルをがぶ飲みをする男性に多く発症するようです。

簡単にできるリフレッシュ・ウォーター

こまめな水分補給や喉の渇きには、水や麦茶が無難です。コーヒー、緑茶、紅茶などは利尿作用があり水分補給には適していません。炭酸水は、飲むと満腹感を感じるのでダイエットにも強い味方ですが、激しい運動時での水分補給としては余り適していないようです。

ここで、簡単にできるリフレッシュ・ウォーターをご紹介します。

材料

  • レモン、ゆず、カボズ、だいだいなど甘くない柑橘類、無加糖100%果汁
  • 水または炭酸水

※ 柑橘100%果汁は、ネットなどで市販されています。ハチミツなどで加糖されていないか注意して下さい。

作り方

水や炭酸水に、数滴~数10滴(お好みで)をたらすだけで、リフレッシュ・ウォーターの完成。外出時は、(瓶はたいがい小さいので)瓶ごと持参して、ペットボトル水に直接入れてシャカシャカと混ぜるだけ。ただし、炭酸水は吹きこぼれるので要注意です。

柑橘系のリフレッシュ・ウォーターで、爽やかな夏をお過ごし下さい。

Pocorinいちおし柑橘類「じゃばら」果汁
「花粉症に効果あり」「邪を払う」と、関西圏で密かな人気の和歌山県北山村産 じゃばら果汁をおすすめします。酸っぱさの中に少しだけ苦みもあり香りも独特です。収穫量が少ないので市場には余り出ていません。

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