【糖質制限実践レポート File No.15】音響技術者が聴覚の老化防止のために始めた糖質制限

広告

3Dオーディオ(空間オーディオ)の技術開発と普及に努めている音響技術者のH.I.さんは、6年前から聴覚の老化防止のために糖質制限を続けている。

妻に勧められた当時は「糖尿病でもないのに、なぜ糖質を控える必要があるのか」「自分のメタボ解消はカロリーを控えること」だと思っていたそうだが、糖質過多の食生活が老化物質(AGE)を生むだけでなく、動脈硬化を促進させることを知った。

還暦を迎える年齢が近づき「仕事の妨げになる”聴覚の衰え”を抑制したい」「音に携わる仕事を生涯 ”健康” で続けたい」という思いもあったので、糖質制限を「やってもいいかな」と軽い気持ちで始めたそうだ。

糖質の禁断症状が出た!

やる気満々の妻と一緒に糖質制限を始めたので、食事内容が劇的に変わった。

パン(好物のあんぱんや調理パン)、バナナ、オレンジジュース、ヨーグルトの朝食を止め、卵料理、葉もの野菜、きゅうり、トマト、ブロッコリーのサラダ、少量のコーンフレークとナッツ、コーヒーが定番になった。昼食は社食なので普通にごはんを食べていたが、ごはんの量は減らした。夕食はごはん抜きになったが、メインの肉類料理や低糖おかずでおなかは充分満たされた。

糖質制限を始めて10日程は、妻の監視もありこの食生活をある程度の我慢で過ごせたが、3週間目に入ると突然ごはんが無性に食べたくなった。四六時中ごはんのことを考える日々が続いたが、辛い1週間が過ぎるとごはんを食べなくても平気になった。

タバコ、アルコール、麻薬などと同じように糖質も依存性がある。H.I.さんも禁断症状が現れたが、それを克服した訳だ。

体感した糖質制限の効果

糖質制限は即効性の効果があるが、H.I.さんもそれを体感した。

  • 糖質制限をやり始めて直ぐに寝起きが良くなったことに気が付いた。以前は起床後15分位は動けなかったが、起きた直後から体がフルに稼働する。
  • 15時頃必ず睡魔に襲われていたが、それが起こらなくなった。昼食では少量のごはんを食べていても眠気は襲ってこなくなった。
  • パソコン作業が多く首・肩こりがひどかったが軽減した。
  • 片道1時間20分の通勤も疲れることなく、地下鉄の階段、帰路の急な上り坂も軽快に歩けている。
  • 身長173cm、体重69kgだったが、糖質制限を始めて半年で10kg減量、ウエストも79cmになった。しかし、好物の和菓子(糖質の固まり)や普通のスィーツを時々食べるのは止められないので、今は64kg、ちょっとおなかが出ている体型だ。
  • 50代になってから毎年健康診断で指摘されていた、中性脂肪、LDL(悪玉)コレステロールの値が正常になった。

単身赴任の自分でつくる低糖料理

糖質制限を始めて半年後、単身赴任の生活となった。糖質制限の効果を実感していたので、躊躇なく低糖料理の自炊を始めた。目指すのは「低糖質+高たんぱく質+高脂質」の料理をつくる!

帰宅が遅い日は、直ぐにできるしゃぶしゃぶ鍋、作り置きのおでんを食べることもあるが、同じ料理が続くと飽きるので、ウェブサイトで普通のレシピを見ながら低糖料理をつくっている。

豚バラ肉と茄子とチンゲンサイの炒めもの

 

食材は週末にまとめ買いをします。肉は冷凍しますが解凍するのを忘れて遅い夕食になったり、野菜室の野菜も使い忘れたりと、仕事が忙しいのでついウッカリしてしまいます。これは、ちょっと古くなったチンゲンサイ、好物の茄子を安い豚バラで炒めました。

オイスターソース、鶏ガラスープ、しょうゆ、低糖甘味料ラカント、糖質ゼロ日本酒、本みりんで味付けしました。オイスターソースやみりんは糖質量が多いですが、調味料は少量なので余りシビアに考えていません。

ピーマンを入れた麻婆豆腐

麻婆豆腐は好物なので良くつくります。ごはん抜きなのでおなかが膨れるように豆腐はたっぷり使います。18cmの器に作った分全部を盛り付けます。2人前の量があります。

大きいサイズの豆腐1丁、ひき肉100g、ピーマン6個を使用。豆板醤、テイメイジャン、鶏ガラスープ、しょうゆで味付けします。片栗粉は糖質が多いのですが、サラサラタイプの【日清】水溶きいらずのとろみ上手だと少量使用で充分とろみが出ます。

トンテキとサラダ

トンテキも良くつくります。食べ応えがあるのでなるべく厚い肉を選びますが、この時は豚肩ロース180gを使用。肉の上にかかっているソースは、焼いた後に出た焦げた脂は拭き取り、肉汁、トマトケチャップ少々、ラカント、しょうゆを足してつくります。

フルーツトマトは糖質が多いので使用しませんが、プチトマトは糖質量が1.3g以下なので個数を考えて食べています。

乳牛ステーキ

ステーキはがっつり食べたい所ですが、厚手の国産牛は価格がネック。安いアメリカ産は遺伝子組み換え飼料を食べている牛が多そうなのでなるべく買わないようにしています。

最近リーズナブルな価格で肉らしい食感と味のある乳牛ステーキ肉を見つけました。約300gのステーキを1000円以下で食べられる!まとめ買いして冷凍しました。

具だくさん味噌汁

白菜、茄子、大根、長ネギ、キノコ、油揚げなど、買い出し前に冷蔵庫の食材を使い切ります。豚バラ肉はドンと入れます。味噌の麹菌を熱でなるべく殺さないために、食べる分だけ別の鍋に移して味噌を入れます。沸騰させないので味噌の香りが残り美味しいです。

豚汁と鯖の塩焼き

毎日同じモノを食べる羽目になりますが、汁物は一度に沢山作る方が美味しいです。豚汁は一度炒めたゴボウを入れると汁にコクが出ます。ゴボウなどの根菜は糖質が多いので控えたい野菜ですが、食物繊維も多く他の材料と一緒に食べるから吸収率もスローだろうという勝手な理由で、ゴボウ1本を使用します。

豚汁も食べる分だけ別の鍋に移して味噌を入れます。

市販の鯖の塩焼きはごはんに合うように塩気が多いので、鯖の切り身を買ってきてオーブントースターで焼きます。ブリの照り焼きも砂糖の代わりにラカントを使用してつくりますが、ごはんを食べないので自然と薄味になります。

平飼い卵のオムレツ

卵はなるべく平飼いの有精卵を食べるようにしています。単身赴任のマンションがIH仕様なので最初はフライパンを上手く使えなかったのですが、縦横に揺らしながらふんわりオムレツがつくれるようになりました。クレージーソルト、こしょう、バジルを卵を混ぜる時に入れます。

写真の右上は、妻が持参した自家製鶏ハムです。塩と塩麹を鶏ムネ肉にまぶして4日ほど冷蔵庫に寝かして、常温に戻してからオーブントースターでじっくり低温で焼くそうです。

低糖グラノーラとナッツ

出社する日の朝食やテレワーク時の昼食です。低糖グラノーラ30gにナッツ30gを足します。豆乳だけの味は好みではないので、糖質が多いですが牛乳と混ぜています

好きな2種類の日清グラノーラです。単体か混ぜて食べています。
・ごろっとグラノーラ(左) 糖質6.42g/30g
・ナッツリッチグループ(右) 糖質12.45g/30g ※ 糖質は多いのですが1種類だと飽きるので自分の中での許容範囲量です。

糖質6g未満の自家製低糖プリンと生クリーム

甘党なので、どうしてもスィーツや和菓子は食べたいです。最近は美味しい低糖スィーツがコンビニなどでリーズナブルな価格で買えるようになりましたが、添加物が多い。そこで、低糖プリンづくりに挑戦。電動泡立て器、深ボールまで揃えました。

平飼い卵、生クリーム、牛乳か豆乳、パルスィーツ、ラカント、バニラエッセンスでつくります。糖質を上げる牛乳は35cc【糖質1.75g】、カラメルは2g【糖質2g】と使用料を調整して1個あたりの糖質は最大でも6g未満となるようにしました。

聴力を衰えさせないための糖質制限

人間の聴力は40代から落ちていくそうだ。特に高い周波数(4kHz以上)は加齢と共に聴こえ難くなる。H.I.さんは現在65歳。通常この年代だと8kHzの聴力はかなり低下するが、H.I.さんは6年間の糖質制限の効果か10kHzまでは聴こえるそうだ。因みに若い人は20kHz位までは聴き取れる。

「もし、自分が糖質制限を40代前から実践していたら、60代でももっと高い周波数が聴き取れたかもしれない」と思うことがあるので、熱海スタジオへ訪れる3Dオーディオの試聴者には、好評な自家製低糖プリンと淹れたてコーヒーを出しながら、糖質制限の話もするそうだ。

最近「ごはんを控えるようになりました」という音楽関係者が増えているとか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました